牝馬は強し、母はさらに強し!
上の東京サラブレッドクラブのコラムを読んで知りました。このコラムに書かれていないこと2点を補足すると、
- ロージーコットンが受胎しているのはシユーニ(2016年種付け料3万ユーロ)の仔である。
- その英G3の前にフランスで出走したレースの勝ち馬がエイシンエルヴィンである。
1つ目については、プリンセスエリザベスS の2着馬がシユーニの半妹という偶然もあります。兄弟や叔父叔母甥姪と同じレースで走ることはよくありますが、お腹の仔の父親の兄弟姉妹と走ることはめったに無いのでは?
2つ目。ロージーコットンの前走は5月25日の仏準重賞モントルトゥー賞で(JRA,またはレーシングポスト)、これはエイシンヒカリの帯同馬として渡仏したエイシンエルヴィンが勝ったレースです。たった10日前のことですし、モントルトゥー賞の時点ですでに妊娠していたと考えるのが普通でしょう。
妊娠中の牝馬は多くの場合、競走パフォーマンスが向上すると言われています。 ロージーコットンは、英G3に出走するまでの11戦で準重賞を6戦し【0-0-3-3】だから、妊娠の効果があったのかもしれません。ただし5月と6月に限ると準重賞4戦して【0-0-3-1】ですから、単にこの時期に調子が上がるタイプであった可能性もあります。
No comments:
Post a Comment